KODAI SHIMIZU  
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Craft-techmen Project_02
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CRAFT-TECHMEN PROJECT

  • / wood, conductive thread
  • / home appliances
  • / product design
  • / social design

現代の家電は以前に比べてますます複雑になっています。一度壊れてしまうと、修理の難しさから捨てられてしまうことがほとんどですが、もしも工芸の技術と融合することができれば、家電もまるで工芸品のように受け継いでいくことができるのではと考えました。

このプロジェクトでは部品同士の組み立てに糸が使われているため、分解・修理が簡単にできるようになっただけではなく、通電する糸を使用することによって、新たな機能を家電にもたせることも可能になりました。家電の一部分を回転させることで糸同士が触れ合い電圧の変化が生まれ、家電内部のマイクロチップがその値に応じて反応することで、通電する糸が調光スイッチの役割を果たします。 この仕組み自体はポテンショメーターと同じなため、マイクロチップのプログラミングを変えるだけで、スピーカーの音量やドライヤーの温度、ラジオのチャンネルの切り替えなど様々な家電のスイッチに応用が出来ます。

大学院の卒業課題として制作した、このプロジェクトを通して、工芸とテクノロジーは決して相反するものではなく親和性が高いこと。また、これらが融合することで現代の大量生産・消費社会の問題を解決する可能性があることを示したいと思いました。